ワハワハ地蔵

これは父が亡くなる少し前に書いた句です。
お寺の応接間に横たわる父が僕を呼び隣で書いていた記憶があります。
先が長くない事を悟った父が何かを残す証にこの句を作ったと思います。

父はお地蔵さんのお顔や風景にこだわって何度も試行錯誤していましたが、

完成を見る前にこの世を去ってしまいました。
父の死後この句を額に入れ、お檀家様やお世話になった方々にお配りしました。

法然上人が亡くなる前にお弟子さんに伝えた「一枚起請文」のように、

父も亡くなる前に我々にこのワハワハ地蔵を残したのだと考えて、
お家で大切にお祀りして下さっているお檀家さんもおられます。